北海道医療大学

第3期卒業生の角田大典さん(現:筑波記念病院)が日本理学療法士学会・第 11 回優秀論文表彰優秀賞を授賞

22日本学リハビリテーション科学部理学療法学科第3期卒業生(2018年度)の角田大典さん(現:筑波記念病院)が、日本理学療法士学会・第 11 回優秀論文表彰優秀賞を授賞しました。この賞は、日本理学療法士学会の機関誌である「理学療法学第46巻」および「英文誌Physical Therapy Research Vol.22」に掲載された論文のうち、特に優秀な論文に授与されるものです。
 
角田さんは「癌性悪液質に伴う骨格筋タンパク質代謝制御機構の変化と運動介入効果」(指導教員: 理学療法学科・宮﨑充功准教授)というテーマで卒業研究に取り組み、その内容を原著論文として本学在学中に発表していました。卒業研究への真摯な取り組みが素敵な形で評価され、とても嬉しく思っています。受賞のお祝いを申し上げるとともに、今後のますますのご活躍を祈念いたします! また角田さんから受賞コメントが寄せられていますので、その一部を以下に紹介します。
 

 

角田さんからの受賞コメント(一部抜粋、全文は理学療法学47巻4号に掲載予定です)
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この度は、大変栄誉ある賞を頂き光栄に存じます。ご選考頂きました先生方に感謝申し上げるとともに、研究を行うにあたりご指導くださった諸先生方にこの場をお借りし、改めて御礼申し上げます。本研究では、癌などの慢性消耗性疾患により2 次的に誘発される悪液質という病態に対しての運動介入効果の検討と、運動介入がタンパク質の代謝に与える影響を検討しました。実験動物を対象に分子生物学的手法を用いて悪液質モデルを作成し、運動介入が骨格筋にどのような影響を与えるのかを解析しました。
(中略)
最後になりますが、このような私に最後まで熱心なご指導・ご鞭撻を頂き、受賞へと導いてくださいました宮﨑充功先生に感謝申し上げます。宮﨑先生にご指導いただかなければ受賞することもなかったと思いますし、つくばにいる今の自分もなかったと思います。また、実験に協力してくださいました共同研究者の皆様、北海道医療大学の先生方に心より感謝申し上げます。
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