北海道医療大学

【開催報告】令和4年度リハビリテーション科学研究科FD研修会が開催されました

リハビリテーション科学研究科FD委員会主催として令和4年度リハビリテーション科学研究科FD研修会が、以下のとおり開催されました。

 

日時:2023年3月8日,水曜日,17:15-19:00
形態:zoomによるオンライン開催(オンデマンド視聴可能)
講師:高橋 久美子 先生(北海道看護協会 会長)
タイトル:看護専門職の育成について

 

今回は、北海道看護協会会長の高橋久美子先生をお招きし、「看護専門職の育成について」と題するご講演をいただきました。

 

高橋久美子会長のご講演に先立ち、本学大学院リハビリテーション科学研究科高橋尚明教授(北海道理学療法士会理事)、本学大学院リハビリテーション科学研究科坂上哲可教授(北海道作業療法士会監事)より、ミニレクチャーとして理学療法士協会および作業療法士協会の卒後生涯学習システムの現状についてご紹介いただきました。また、高橋久美子会長より看護実践能力を段階的に開発していくクリニカルラダーをはじめ、管理能力や専門看護師・認定看護師としての能力開発の段階を示すキャリアラダー、入院中心の医療から在宅中心の医療への転換にともない、看護師に求められる役割が変化している現状を踏まえた新卒訪問看護師育成プログラムの具体的な取り組みも交えてご講演いただきました。

 

聴講した教員からは、ジェネラリストとスペシャリスト、その両面からの成長をサポートする職能団体の役割について深く考えさせられる内容だった、看護師として専門職として意識を改めて考える機会になり学生にもこれから専門職になるという意識を少しでも持てるような関わりが必要だと感じたなどの感想が寄せられました。本講演から得られた多くの学びや気づきを、本学大学院教育にどのように反映させていくのか、本研修会を契機に具体的な方策に関する議論が期待されます。

 

参加者は、オンラインでの聴講がリハビリテーション科学部をはじめとして全学部より22名、オンデマンド聴講が16名、総勢38名が参加しました。

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