令和7年度リハビリテーション科学部FD研修会が2025年12月5日に開催されました。

今回は、本学部講師の岩部達也先生に、「神経難病者との超早期交流体験は理学療法学科初年次学生を成長させるか ―学習行動、学習動機、職業的アイデンティティの変容に着目して―」をテーマにご講演いただきました。

講演では、令和4年度から6年度に実施された教育向上改善プログラムの成果が紹介され、神経難病者との早期交流が学生の学習動機づけや職業的アイデンティティに与える影響について、研究結果に基づく考察が示されました。

アンケートでは、「学習意欲を高める有意義なプログラム」「患者・学生・教員が共に成長できる取り組み」といった肯定的な意見が多く寄せられました。また、職業的アイデンティティの揺らぎに関して「成長につながる過程」と捉える声や、今後の追跡調査への期待も見られました。