北海道医療大学

2025年度全学FD研修(テーマ編)を開催しました

今年度の全学FD研修(テーマ編)のメインテーマは「学生を中心とした教育をすすめるために」、サブテーマは「発展し続ける生成AIの講義での活用について」と題して本研修の参加対象者には対面で開催し、午前中のプログラムは対面とZoomのハイブリッド形式として、午後からのグループワークの報告(プロダクトの発表)はZoom配信により全教職員の視聴を可能としました。

プログラムは荒川全学FD委員長からの開会挨拶の後、三国学長よりご挨拶をいただき、続いて午後からのワークショップのテーマに関する話題提供として、1)薬学部の二瓶裕之教授、2)歯学部の安彦善裕教授にレクチャーを行っていただきました。

レクチャーでは「1)生成AIは何ができるのか、生成AIに何を任せられるのか」、「2)AIで読み解く国家試験:大規模言語モデルが示すアクティブラーニングの可能性と限界」について、それぞれ詳しくご説明いただきました。

お二人の先生の講演を終えて、三国学長から講評をいただき、午前の部を終了いたしました。

午後のプログラムでは研修参加者および全学FD委員が2グループに分かれてワークショップを行いました。

ワークショップでは午前中の講演内容を踏まえて「1)生成AIの実践的・効果的な講義での利用法」「2)生成AIの国家試験対策への活用法」の2つのテーマに基づき、参加者はグループディスカッションを行い、スライド自動生成AI「Gamma」を実際に使用してグループプロダクトを作成しました。

プロダクト発表では各グループから生成AIの特徴を十分に理解したうえでAIと共に学び学生の主体性を引き出す有効な活用方法についての具体案が提示され、本学においても教育における生成AIの実践的な活用がさらに加速することが期待されました。

なお、本研修の成果は報告書として纏められる予定です。

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