2025年7月18日 (金)、第39回薬学教育・研究談話会が開催されました。
薬学教育・研究談話会は、各教員がそれぞれの専門とする研究内容や、教育に関する取り組み事例を発表します。
定期的に開催しており、分野を越えた共同研究の推進や教育手法・ツールの共有をねらいとしています。
第39回では創薬化学講座 (薬化学) 鈴木桃子先生が「天然物合成~未踏の山頂を目指す~」をテーマとして発表しました。
ご自身の研究テーマである「天然物合成」について、その学術的意義や研究の目的、さらには分野の歴史的背景を概観されたうえで、現在取り組まれているnatalamycin Aの全合成研究をご紹介いただきました。
また、天然物合成という研究は薬学教育においても有用であり、講義で得た知識(インプット)を実験という形で実践(アウトプット)できる優れた教材であると、例を示して話されました。
今後も、学生のみならず教員にとっても学びを深められる場として、当会の活動を継続してまいります。