北海道医療大学

研究科長メッセージ

古市 保志

歯学研究科長

古市 保志

鹿児島大学歯学部卒業、イエテボリ大学で歯学博士取得。鹿児島大学大学院医歯学総合研究科助教授を経て、04年北海道医療大学歯学部教授。
09年北海道医療大学歯科内科クリニック(現:歯科クリニック)院長。
19年より北海道医療大学歯学部長、大学院歯学研究科長。歯学博士。

科学的根拠に基づいた医療の実践を。
その素養を大学院で学ぶ。

 生命科学の進展や歯科医療の高度化を背景として、患者中心の質の高い医療を提供するためには、常に自らの診断・治療法等を検証し磨き続ける意欲や態度が求められています。このように生涯学び続ける歯科医師であるためには、単なる経験・慣習に頼るだけでなく、科学的根拠に基づいた医療(Evidence Based Medicine:EBM)を実践する素養を身に付ける必要があります。EBMの実践は、(1)患者の臨床問題や疑問点を明確にし、(2)それに関する質の高い臨床研究の結果を効率よく検索し、(3)検索した情報の内容を批判的に吟味し、(4)その情報の患者への適用を検討し、(5)(1)から(4)までのプロセスと患者への適用結果を評価する、という一連の情報処理過程からなります。このような科学的思考方法は研究の一連のプロセスそのものです。大学院は、高度の専門知識・技術、そしてまさに科学的思考方法・研究マインドを学ぶ場です。

 北海道医療大学大学院歯学研究科は、「研究コース」と「認定医・専門医養成コース」を設置し、人材養成目的と教育目標を明確にし、これらに即した体系的な教育課程を提供しています。また、外国人学生や社会人も積極的に受け入れ、多様な学修歴を持つ学生同士が切磋琢磨する環境作りと、学位授与へ導くプロセス管理により、未来の歯科医療の発展を担う優れた研究者、研究マインドを備えた優れた臨床歯科医師の養成に努めています。

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