リハビリテーション科学部・大学院リハビリテーション科学研究科

トピックス エントリー

  • 2018年09月20日(木)

理学療法学科の宮﨑充功准教授が、American College of Sports Medicine Conference on Integrative Physiology of Exercise 2018にて発表を行いました。

理学療法学科の宮﨑充功准教授が、サンディエゴ(アメリカ合衆国カリフォルニア州)で開催されたAmerican College of Sports Medicine Conference on Integrative Physiology of Exercise 2018にて以下の内容で発表を行いました。
発表名: Voluntary Wheel Running Prevents Skeletal Muscle Atrophy and Mitochondrial Dysfunction in Cancer Cachexia Mice
発表者: Mitsunori Miyazaki, Daisuke Kakuta, Susumu Yoshida, Yu Kitaoka
内容 : がんなどの慢性的に身体を消耗させる疾患では、体重、骨格筋および脂肪量の減少を総称した『悪液質(カケキシア)』という病態が二次的に発症しやすいことが知られています。悪液質は、がん患者に対するリハビリテーションを行う上でも大きな障がいとなることから重要な問題となっています。
 今回の研究は、がん性悪液質によって骨格筋が委縮した実験動物(マウス)に対する運動介入効果を明らかにしようとするものです。研究の結果、悪液質の発症前から運動介入を行うことで、悪液質発症後も骨格筋のタンパク質が分解される状態が是正され、運動介入が骨格筋量の維持に貢献していることが明らかになりました。この結果は、がん患者に対する運動療法の効果に対する基礎的な知見として大変意義のある内容です。さらに、がん以外の身体を消耗させる様々な疾患においても、身体機能の低下を予防・防止するための方法として本研究成果が応用できると期待されています。

 宮﨑准教授の研究室では、疾患や不活動に伴う身体機能の低下や、運動やトレーニングの効果に関する基礎的な研究を行っています。今回の研究発表には、卒業研究として本研究に携わったゼミ生(理学療法学科4年生、角田大典君)の研究成果が含まれており、研究室全体で更なる研究活動の促進に取り組んでいます。

ページ移動