リハビリテーション科学部・大学院リハビリテーション科学研究科

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  • 2018年05月30日(水)

理学療法学科長谷川講師が第55回日本アフリカ学会にて発表を行いました(リハビリテーション科学部)

理学療法学科の長谷川純子講師が、第55回日本アフリカ学会にて以下の内容で研究発表を行いました。

発表名:ザンビア共和国における2歳未満児の低栄養状態スクリーニング方法の開発
内容 :世界の5歳未満児の死亡の約3分の1は栄養障害がその根本的な原因であると考えられています。特に
    発展途上国にそのような子どもが多くいますが、低栄養が進行する前に予防的に関わるようなプログラ
    ムも、そのような子どもを見分ける方法も確立されていないのが現状です。この研究では、栄養摂取の
    方法が不適切なことや出生時体重が低いこと、母親の教育歴が低いこと、双子であることなど7項目を
    低栄養のリスクが高まる因子として特定し、低栄養になりやすい子どもを見つけるためのスクリーニン
    グ方法を作成しました。

 日本アフリカ学会には医療だけでなく農業、経済、工学などさまざまな分野でアフリカ地域を対象にした研究者が集まる学会です。今回の研究結果に対しても医療・保健分野をはじめ、ザンビアを研究フィールドにする多様な領域の研究者たちと活発な質疑応答や意見交換が行われました。
 長谷川講師は青年海外協力隊員としてアフリカの発展途上国で理学療法士として活動した経験を活かし、国際協力や途上国の障がい者をキーワードに研究を行っています。今回の研究発表は、平成26-29年度の科学研究費助成事業による研究成果をまとめたものです。
 この研究成果を実際に活用できれば、定期検診などで低栄養になりやすい子どもを簡便に見分けることができるようになり、予防的な介入につなげることができます。



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