2025年2・3月に実施された㈱アトラス旅行企画の他大学との合同海外研修に、本学から薬学部2年生と心理科学部2年生の2名が参加しました。本研修は看護学生向けに企画されたものですが、医療や福祉の現場を幅広く体験できる内容となっており、看護以外の分野を学ぶ学生にとっても非常に有意義なプログラムとなりました。
薬学部の学生は、3月19日から28日までアメリカで実施された10日間の研修に参加し、現地の病院やクリニックの視察、看護大学のシミュレーションセンターや教授によるセミナー、日本人看護師やナースプラクティショナーによる講義、さらには高齢者施設の見学やホームステイを通じて、アメリカの医療制度とその現場を多角的に学びました。
一方、心理科学部の学生は、2月17日から23日まで行われたフィンランド研修に参加しました。ネウボラや総合病院、高齢者施設、地域子育て支援センターなどの視察に加え、現地看護大学での授業や学生との交流、保健師・助産師・保育士らとのセミナーもあり、福祉国家としてのフィンランドのシステムを深く理解する貴重な機会となりました。
なお、今回、申込多数の為、惜しくも抽選に漏れた看護福祉学部の学生1名と薬学部の学生1名については、2025年度(2026年3月)のアメリカ研修への参加が決定しています。
アメリカ研修
フィンランド研修