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リッチモンド大学国際教育学部と本学心理科学部が学部間協定を締結しました

去る4月16日、リッチモンド大学国際教育学部(University of Richmond)と、本学心理科学部の学部間協定が、リッチモンド大学(米国、ヴァージニア州)にて締結されました。署名式に、金澤潤一郎准教授(心理科学部)と佐藤圭史准教授(歯学部・国際交流推進センター)が派遣され、同協定書には、冨家直明・本学心理科学部長(本学にて事前署名)、マーサ・メリット(Martha L. Meritt)・リッチモンド大学国際教育学部長、ジョアン・プロヴォスト(Joan Saab Provost)博士が、それぞれ署名しました。

リッチモンド大学は、学生数3000名を超え、文武両道・リベラルアーツを学ぶことのできる大学として、米国でも有数の大学となっています。州都リッチモンドの郊外に位置し、静かで、落ち着いた環境で、様々な分野の学問をマスターすべく学生たちが真剣に勉強に励んでいます。

 

国際教育学部には心理学科があり、同科と本学心理科学部が主体となって学生間・研究者間交流を進めて参ります。署名式に付随して実施された、ラウラ・クノース教授(心理学科)との協議では、①7月初旬にリッチモンド大学の心理学科生を本学に招きサマーキャンプを実施し、同様のフォーマットで、②本学心理科学部生を来年3月初旬にリッチモンド大学へ派遣することが合意されました。また、サマーキャンプの具体的な内容についても協議されました。現段階では、4名のリッチモンド大学の学生が本学を訪れる予定で、本学訪問を双方楽しみにしております。

 

また、今回の派遣では、金澤潤一郎准教授が、心理学科生と、心理学の授業を受講する他学部・他学科の学生を対象に「Current Topics of Japanese University Students with Neuro Development Disorders」と題して講義を行いました。格式高い講演会場には、約70名の学生が入り、一部では立ち見が出るほどの盛況でした。米国でも同じような問題を抱えていることもあり、学生からは積極的かつレベルの高い質問が多く出されました。

 

この協定書をもって心理科学部の国際交流が本格的に始まります。今後とも交流が活発になることを期待しております。

 

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