今年度の全学FD研修(テーマ編)のメインテーマは「学生を中心とした教育をすすめるために」、サブテーマは「ポストコロナにおける新たな授業スタイルのあり方」と題して開催しました。
新型コロナウィルス感染症に翻弄された1年となった2020年度について、感染対策委員長による大学の対応や各学部・専門学校の授業運営の事例報告などを行い、ワークショップ以外のプログラムに関しては視聴参加も可能とした結果、150名を超える参加をいただく結果となりました。
プログラムは荒川全学FD委員長からの開会挨拶の後、感染対策委員会委員長の大村一将委員長より「本学の感染対策~2020年度の新型コロナウィルス感染症に関する対応結果のまとめ~」と題して講演をいただき、続いて浅香学長から「北海道医療大学がめざす学生教育とは?」と題して本学の求める学生像についての講話をいただきました。
午前中の最後には、本学6学部(薬学部・歯学部・看護福祉学部・心理科学部・リハビリテーション科学部、医療技術学部)と専門学校の各代表者から、コロナ禍の授業運営に関する事例報告がありました。
午後のプログラムでは、Zoomのブレイクアウトルームを活用し研修参加者及び全学FD委員が4グループに分かれてワークショップを行いました。
ワークショップでは、「ポストコロナにおける新しい授業スタイルのあり方」に関連する4つのテーマに基づきグループディスカッションを行い、グループプロダクトを作成しました。
グループプロダクトの発表では、具体案が提示されるとともに、実現に向けての様々な現実的な課題なども示されました。