北海道医療大学

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令和4年度「地域共生社会演習Ⅰ・Ⅱ」の実施報告について

社会福祉法人ゆうゆう(当別町)と連携し、看護福祉学部福祉マネジメント学科において「地域共生社会演習Ⅰ・Ⅱ」を開講しました。

 

【開講の目的】

地域における高齢や障害、病気や生活困窮など、自分とは異なる経験や暮らしをする人に対する価値観を養うグループワークを実施し、専門職としてベースとなる正義や価値観について学びを深めるとともに、地域のニーズを把握するための調査やニーズをもとに事業構想から事業計画を作成し、地域における実践的な思考や手法を身につけることを目的としています。

 

【具体的な内容】

地域共生社会の実現に関する政策について理解し、地域に必要な支援を考える力を養うため、実際の複合的なニーズを抱えるケースにおけるグループワークを行い、高齢や障害、病気や生活困窮等の暮らしについて理解することで価値観を養います。

また、地域における調査を実施し、その結果をもとに現実に起こるニーズを適切かつ俯瞰的に把握することで、実践的な思考や社会資源の活用など、事業を運営するうえで必要な手法をグループワークやフィールドワークを交えて学んでいきます。

 

【実施報告】

令和4年度は福祉マネジメント学科の学生が6月20日に京極町社会福祉協議会の協力のもと、京極町の様々な方と出会い、「人口3000人の町だからこそできる、一人一人の力を活かす取組み」について学び、事業構想について検討した内容をまとめ、報告しました。

また、7月25日には江別市の大麻銀座商店街においては、「人と人を繋ぎたい」「江別を良くしたい」という共通項を持つNPO法人代表や、デザイン会社の代表、ゲストハウスオーナー、市議などの様々な属性の方から話しを聞き、それぞれのフィールドで具現化された場を見学することで、町づくりのプロセスを学ぶことができました。

 

<令和4年度履修者>

福祉マネジメント学科第3学年:10名

福祉マネジメント学科第4学年:03名

 

 

京極町でのフィールドワークの様子

 

江別市大麻銀座商店街でのフィールドワークの様子

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