去る2025年11月29～30日に開催された第37回日本レーザー歯学会総会・学術大会（東京）で、歯学部う蝕制御治療学分野の蔡 期勛 特別研究員が優秀発表賞を受賞しました。
発表演題は、「象牙芽細胞様細胞におよぼす赤色・近赤外線LEDのphotobiomodulation作用について」（蔡 期勛, 蔡 欣侑, 斎藤 隆史）で、特定の２種類の波長のLEDを組み合わせて象牙芽細胞様細胞に照射したところ、細胞増殖、分化、石灰化が亢進されることが明らかになったことから、簡便で経済性に優れた深在性齲蝕治療法の確立につながる発見となりました。
蔡 特別研究員は大学院在学中からレーザーを利用した新しい齲蝕治療法の開発に関する研究を行っており、本学会において２年連続、３回目の受賞となりました。