北海道医療大学

教育・研究

ISES-ISEE 2025で本学大学院生がPOSTER AWARDを受賞しました

2025年8月17~20日に米国ジョージア州アトランタで開催されたThe International Society of Exposure Science (ISES)とThe International Society of Environmental Epidemiology (ISEE)の合同学術年会で本学大学院薬学研究科環境衛生学研究室の大学院生3年 安田彩夏さんが POSTER AWARDを受賞いたしました(演題名:Exposure to Phthalates and their Associations with Short-Chain Fatty Acids in Plasma among School Children: The Hokkaido Study)。このISES-ISEE 2025には、世界中から環境疫学を専門とする多くの研究者(約1,900名)が参加しました。若手研究者の約300名が発表した演題の中から10名にPOSTER AWARDが授与され、日本人として安田さんがただ一人選ばれました。

 

本研究は、北海道の母子を対象とした疫学調査において、環境化学物質曝露による子どもたちへの健康影響を長期にわたって観察することで、将来の疾患リスクを予測することを目的としています。安田さんは、「現在進めている子どもの疫学調査を継続し、近年注目されている腸内環境や関連疾患のリスクに及ぼす環境化学物質曝露の影響を調べることで、北海道に生まれたお子さんたちの未来の健康を守る研究につなげていきたい」と話していました。

 

指導教官 小島弘幸教授と本学院生 安田彩夏さん

 

ISES-ISEE2025 POSTER AWARDの受賞者一覧

 

共同研究者の先生方(北海道大学)と本学院生 安田彩夏さん

 

海外研究者と議論する安田さん

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