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ブログ「堀田清の元気が出るお話」

すずしろの花



北海道医療大学 薬用植物園・北方系生態観察園

鍋は究極の薬膳だ!

肉類のお話

鶏肉

良質のたんぱく質に富んでおり、脂肪酸は不飽和脂肪酸の割合が多い。鉄、マグネシウム、亜鉛、銅などのミネラルやビタミンA,ナイアシン、 ビタミンB、Bを多く含みます。手羽元などの骨部分にはコラーゲンが豊富ですから肌のはりとつやを保つ働きがあります。

鶏内臓

鶏モツの煮込み料理に使われる鶏の内臓(レバー、ハツなど)はビタミンの宝庫でことにビタミンAは内臓類の中でも最高です。また、鉄分も多く貧血の予防に役立ちます。亜鉛、銅、マグネシウムも含まれ、皮膚炎、成長障害を防ぎます。プリン体が多く含まれますので尿酸値の高い人は避けたほうが良いです。

豚肉

バラ肉やロースはエネルギーが多いものの、ヒレやモモは白身魚の鱈よりも低エネルギーです。コレステロールは牛肉より少なく、ビタミンBは牛肉の10倍。その他ビタミンA、Eも含まれます。脂質は牛肉の7倍のリノール酸を含み、良質なたんぱく質源です。ただ、高温で調理すると発癌物質であるアミノイミダゾアザアレンが多く生じ、大腸癌のリスクが高くなるという報告があるので注意が必要です。

「鍋は究極の薬膳だ!」

鍋の材料のお話