2021年度リハビリテーション科学研究科FDセミナーの開催結果をご報告します。当該セミナーは予定どおり開催されました。
タイトル: 評価学のパラダイムシフト―大学院教育への展開
講 師: 松山 泰(まつやま やすし)先生
開催日時: 2022年1月19日 17時30分〜19時
場 所: zoom開催(一週限定でon demand)
対 象: 本学教員と院生
参加者は51名で、その内訳は、リハビリテーション科学研究科教員が23名、他学部教員・医療大学病院所属・研究所所属者が20名、学課職員2名でした。またリハビリテーション科学研究科学生も6名が参加しました。当日参加は33名、オンデマンド参加は19名でした(1名は両方の形式で参加)。
本FDセミナーは、タイトルの「評価学のパラダイムシフト―大学院教育への展開」にあるように、大学院教育の水準でその評価法を考えるヒントを得ることを目的として開催されました。まず演者から、本日の講演の中心であるAssessment(順位など)に関して、本学のdiploma policy, curriculum policy, admission policy, assessment policyといったassessmentの一部に、evaluationが混在していることが指摘されるところから始まりました。その上でコンピテンシー、ブルーノート、総括的評価、形成的評価、ルーブリックなどの用語、概念について、演者自身のお考えも含めて、包括的に説明いただいきました。その論点は明確で、内容は具体的でかつ網羅されていて、聴衆に理解しやすいものでした。質問も活発になされ、アンケート結果でも高評価がえられていました。運営に対しても好評で、「視聴スピードの変更も出来るように設定されていて有難かった」などといった感想がありました。
リハビリテーション科学部大学院FD委員会
委員長 中川賀嗣