研究科の三方針
学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)
リハビリテーション科学専攻(修士課程)
以下の要件を満たし、高度専門職業人としてリハビリテーション科学の実践に寄与できる優れた知識・技術と研究能力の基礎を修得したと認められる者に対して、「修士(リハビリテーション科学)」の学位を授与する。
- リハビリテーション科学研究科リハビリテーション科学専攻(修士課程)に2年以上在学し、本研究科が定める履修上の要件を満たしている。
- 研究指導を受け、学位論文を提出し、本研究科が行う論文審査および最終試験に合格している。
リハビリテーション科学専攻(博士課程)
以下の要件を満たし、保健・医療・福祉の分野において、リハビリテーション科学に関する高度な学識と研究能力および教育能力を修得し、リハビリテーション科学の発展を通して社会に貢献できると認められる者に対して、「博士(リハビリテーション科学)」の学位を授与する。
- リハビリテーション科学研究科リハビリテーション科学専攻(博士課程)に3年以上在学し、本研究科が定める履修上の要件を満たしている。
- 研究指導を受け、学位論文を提出し、本研究科が行う論文審査および最終試験に合格している。
教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)
リハビリテーション科学専攻(修士課程)
リハビリテーション科学研究科リハビリテーション科学専攻(修士課程)の学位授与の方針に基づき、以下の方針のもとで教育課程を編成・実施する。
- 授業科目は、リハビリテーション領域における高度専門職業人としての管理・指導能力や研究遂行能力の基盤を培う「共通科目」、最新の専門知識と技術を学び臨床実践能力を高める「専門科目」、関連学問領域を学ぶ「応用特色科目」、ならびに「研究指導」によって構成される。
- 共通科目には、組織をマネジメントする能力を育成するための教育法や管理学に加え、臨床研究を遂行する上で必要な研究法や統計学に関する科目を配当する。
- 専門科目には、各障害に対するリハビリテーション学分野の最新知識と技術、障がい者や高齢者などの地域生活支援に関して学ぶ科目を配当する。
- 応用特色科目には、学際領域であるリハビリテーション科学の臨床および研究実践に対応する上で必要な医科学系、心理学系、社会福祉学系の科目を配当する。
- 研究指導では、修士論文作成を行い、リハビリテーション科学における諸課題を追及する。
- 入学時志願者調査書や初期研究課題および学修カリキュラムにおける必修科目、選択科目の履修状況(修得単位数、GPA)、また、特論、演習科目の評価は、プレゼンテーション・討論の参加状況やレポート等を用いて評価する。修士論文作成に当たり、指導担当教員による研究指導を研究科として系統的に行い、課題研究達成度および最終年次における論文審査、最終試験、公開最終発表会により査定する。
リハビリテーション科学専攻(博士課程)
リハビリテーション科学研究科リハビリテーション科学専攻(博士課程)の学位授与の方針に基づき、以下の方針のもとで教育課程を編成・実施する。
- 本専攻では、「生体構造機能・病態解析学分野」「リハビリテーション治療学分野」「地域健康生活支援学分野」の研究分野を設ける。
- 授業科目は、各分野における特講・演習、ならびに研究指導によって構成される。
- 研究指導では博士論文作成を行い、リハビリテーション科学を進化させ、科学的根拠を探求する。
- 学修目標に対する教員評価、修了生アンケートなどの結果に加え、単位取得状況やGPAにより査定する。特論、演習科目の評価は、プレゼンテーション・討論の参加状況やレポート等を用いて評価する。課題研究達成度および最終年次における論文審査、最終試験、公開最終発表会により査定する。また、研究能力を生かす高度医療専門職としての就業や就職率および研究への貢献を査定する。
入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)
リハビリテーション科学専攻(修士課程)
リハビリテーション科学研究科リハビリテーション科学専攻(修士課程)では、地域における保健・医療・福祉の充実に携わることに強い意欲を持ち、高度専門職業人としてリハビリテーションの実践に寄与すべく自己研鑽できる人材を求めます。
なお、入学者選抜区分ごとの入学希望者に求める能力、水準等の判定方法は以下のとおりです。適性を総合的に評価して入学者を選抜します。
「一般選抜」は、英語及びリハビリテーション科学領域に関する専門科目の筆記試験により修学に必要な学力を評価し、さらに志望理由書、履歴書及び業務調書などの出願書類と面接により修学意欲及び研究計画の妥当性などについて評価します。
「社会人選抜」は、小論文により論理的思考力、表現力を評価し、さらに志望理由書、履歴書及び業務調書などの出願書類と面接により修学意欲及び研究計画の妥当性などについて評価します。
リハビリテーション科学専攻(博士課程)
リハビリテーション科学研究科リハビリテーション科学専攻(博士課程)では、リハビリテーション科学の発展に寄与し、リハビリテーション医療における科学的根拠を探究すべく先進的研究活動を実践できる研究者または指導的立場で活躍できる教育者および実践指導者を目指す強い意欲を持つ人材を求めます。
なお、入学者選抜区分ごとの入学希望者に求める能力、水準等の判定方法は以下のとおりです。適性を総合的に評価して入学者を選抜します。
「一般選抜」は、英語、リハビリテーション科学領域に関する専門科目の筆記試験及び口述試験により修学に必要な学力を評価し、さらに研究計画書、履歴書及び業務調書などの出願書類により修学意欲及び研究計画の妥当性などについて評価します。