多職種連携・全学連携地域包括ケア実践演習(8/3~8/5,あいの里キャンパス)では,各学部・学校から参加した22名の高学年の学生(学部3~4年,大学院2年)が, 学科・学校混合の3つのグループにわかれ,20名の教員と附属施設のスタッフによるサポートを受けながら演習を行いました.
演習では,本学地域包括ケアセンターにおける三つの事業所(訪問看護ステーション,居宅介護支援事業所,在宅歯科診療所)がサービスを提供する現場(利用者様の自宅)に代表する学生が同行しました.同行学生は,利用者様・ご家族・スタッフと教室に待機する学生のやり取りを,遠隔通信で仲介しました.地域包括ケアシステムにおいて展開される多職種連携協働についてリアルな現場を見学し学ぶとともに,専門職が協働して課題に取り組むための話し合いの技術についても体験的に学びました.
最終日に実施した,各グループによる学習発表会では,充分なソーシャルディスタンスを保った状態で満員の教室と,ZOOMでは40名を超える学生・教職員の参加がありました.ZOOM参加者や,本学地域包括ケアセンター職員,本学附属病院医療相談・地域連携室職員などから質問や感想などいただき,盛況のうちに開催することができました.
本学の多職種連携教育につきましては,地域の利用者様,施設職員様のご協力をいただき,初年次よりはじまり大学院を含む高学年までの系統的な体系づくりを進めております.今後とも,皆様にご指導,ご協力いただきたく,何卒よろしくお願い申し上げます.
発表会の模様(80分弱)は,動画でもご覧いただけます(学内教職員・学生限定となっております.悪しからずご容赦ください.8月末まで視聴可).
より,動画URLの申請をお願いいたします(すでに申請済みの方は,あらためて申請の必要はございません).
ご不明な点がございましたら,科目コーディネーターの安部(abehiro@~)もしくは教務企画課にお尋ねください.