9月23日(金)に本学リハビリテーション科学部理学療法学科の学生と全国パーキンソン病友の会北海道支部との交流イベントが開催されました。同学科の岩部達也助教が企画調整をし、参加学生がイベント内容(レクリエーション、体操、懇談など)を話し合いながら作り上げたものです。また、現役の理学療法士の方々にも学生の企画の段階からご協力をいただきました。今年で2回目となる本イベントは、今年度は本学の学内公募による「教育向上・改善プログラム(※)」に採択された、「神経難病患者の支援を通した学生の職業的アイデンティティの形成および学習意欲向上プログラムの作成」の一環として開催されました。
交流イベントでは、空きペットボトルを使ったリズム遊びで参加者間の仲を深め、学生たちが理学療法士の協力を得て考案したパーキンソン病体操で身体を動かし、友の会の皆様がコロナ禍でも交流を深められるようにSNSの活用方法を紹介した後は、日常のリハビリテーションの相談や学生生活へのアドバイスなど様々なトピックスについての懇談会を行いました。当日はあいにくの雨天でしたが、学生・教員・理学療法士約40名と友の会の方々約40名という多くの方々に参加いただき、盛況のうちに終了することができました。
※本学で行われる教育の質の向上または改善に資する取り組みを支援することにより、教育の改善・改革を進めることを目的として実施しているものです。