令和6年3月28日~31日にパシフィコ横浜で開催された「日本薬学会第144年会」において、本学大学院薬学研究科の村瀬渉さんが学生優秀発表賞(口頭)を受賞しました。
演題名:ペルフルオロオクタン酸(PFOA)の代替物質GenXによる新生仔マウス肝臓での遺伝子発現に及ぼす影響
村瀬さんは、近年環境化学物質としてヒトへの毒性影響が懸念される有機フッ素化合物(PFAS)の次世代影響を主とした研究をテーマに、本学大学院薬学研究科 小島弘幸 教授の下で研究を続けています。今回はその一環として行われた、PFASの1つであり、古くから汎用されてきたPFOAの代替物 GenX について発表を行い受賞しました。今後、ヒトの健康に及ぼす環境化学物質の有害性について、更なる解明に向けた研究展開が期待されます。