北海道医療大学

【開催報告】令和4年度リハ科学部言語聴覚療法学科FD研修会が開催されました

リハビリテーション科学部言語聴覚療法学科内でFD研修会が開催されました。

 

日時:2023年3月14日(火)14:30~18:00

テーマ:授業での2つの取り組み ―CBLと自己調整学習-

形態:対面、またはオンライン

講師:下村、榊原、飯泉、柳田(言語聴覚療法学科教員)

 

CBLセッションと自己調整学習セッションに分け研修が行われました。

 

CBLセッションでは、当学科で実施している「ICTを利用したMassachusetts Institute of Technology方式を取り入れた作問学習」について振り返り、新年度に向けた授業案を検討しました。

 

自己調整学習セッションでは、3名の講師から、教育学における自己調整学習に関する研究成果を基に、学修者本位の教育の実現に向け、本研修会の各講師が行っている教育実践や授業改革の成果が報告されました。

 

2つのセッション後に大学教育の4年間で、学生が自己調整学習スキルを獲得する過程で、学年毎に重点的に取り組むべきポイントや、科目間での連携・役割分担について活発に意見が交わされました。さらに、今後の教育改善にむけて、学修成果に関する情報の共有の必要性などについても指摘されました。

 

この研修会に参加した15名の学科教員からは、自己調整学習に関する具体的な取り組みが紹介され参考になった、各学年で取り組むべき自己調整学習法が明確になったなど、ポジティブな感想や授業改善に関する意見が寄せられました。本研修会は、学科全体のカリキュラムでどのように学生教育をしていくかについて、学科内で意識を共有する良い機会となりました。

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