北海道医療大学

【開催報告】令和6年度リハビリテーション科学研究科・言語聴覚療法学科合同FD研修会が開催されました

この度、令和6年度リハビリテーション科学研究科・言語聴覚療法学科合同FD研修会が2024年12月3日に開催されました(対面および一部オンデマンド方式)。応用行動分析学は、心理学の一領域である一方で、教育という視点から、あるいはリハビリテーションという視点からも、最近注目されつつある分野です。タイトルは『応用行動分析学×リハビリテーション~「できる」をみつける・伸ばす~』で、中山直之先生(白石明日佳病院理学療法士)と大口明子先生(札幌明日佳病院言語聴覚士)の2名の先生にご講演いただきました。

行動分析学では、患者の行動を「先行条件(医療者の本人への指示や質問)」、「行動(患者本人)」、「後続刺激(医療者の返答の仕方などといった結果)」という枠組みで捉え、 “行動の変化の本当の原因は、行動の前の出来事ではなくて、行動の後に起こる出来事にある(Skinner)”という原則に基づくとする。考えと思われます。そしてご講演では、理学療法の事例、言語聴覚療法の事例をより具体的に紹介いただきました。

今回は学部学生も参加する形で行われ、対面参加総数は42名で、うち教職員は27名、学部学生は14名、大学院学生1名、オンデマンド参加教職員は15名でした。

アンケートからはとても好評だったようで、多くの視聴者が自身の立場を振り返りながら、講演を聞かれていたそうです。

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