今年度の全学FD研修(テーマ編)のメインテーマは「学生を中心とした教育をすすめるために」、サブテーマは「低学力、要支援学生への対応策の新時代~生成系AI活用への探索」と題して対面で開催し、午前中のプログラムと午後からのグループワークの報告(プロダクトの発表)はZoomにより全教職員の視聴を可能としました。
プログラムは荒川全学FD委員長からの開会挨拶の後、浅香学長よりご挨拶をいただき、続いて午後からのワークショップのテーマに関する話題提供として、1)薬学部の二瓶裕之教授、2)心理科学部の柳生一自教授にレクチャーを行っていただきました。
レクチャーでは1)生成系AIの現状と活用、2)合理的配慮の考え方と実践について、それぞれ詳しくご説明いただきました。
お二人の先生の講演を終えて、浅香学長から講評をいただき、午前の部を終了いたしました。
午後のプログラムでは研修参加者および全学FD委員が2グループに分かれてワークショップを行いました。
ワークショップでは午前中の講演内容を踏まえて「1)ChatGPTを活用した低学力学生への学習支援方法の開発を目指して」「2)合理的配慮を必要とする学生への効果的な支援体制の確立に向けて-発達障害に対する臨地実習での合理的配慮-」の2つのテーマに基づき、スーパーバイザーとして、1)薬学部の二瓶裕之教授、2)リハビリテーション科学部の下村敦司教授に体験演習を含むレクチャーを行っていただき、参加者はグループディスカッションを行い、グループプロダクトを作成しました。
プロダクト発表では各グループからそれぞれのテーマについての現状分析がなされ、必要な対応策から今後の発展に向けた提言がありました。
なお、本研修の成果は報告書として纏められる予定です。