大学院看護福祉学研究科修士課程(看護学専攻)において平成19年4月から受入れています(養成受入人数:3名)。
研究科等名 | 看護福祉学研究科 |
---|---|
専攻名 | 看護学専攻 |
コース名 | がん看護コース |
養成(受入)人数 | 3名 |
養成する専門分野 | がん看護 |
修業年限 | 2年 |
授与する学位 | 修士(看護学) |
修了要件及び履修方法 | 本研究科に4年以上在学し、共通コア科目(必修)8単位、臨床医学コース群必修科目22単位、選択科目(がん薬物療法専門医養成科目)10単位以上、合計40単位以上を修得し、緩和医療を含む臨床研修を行い、かつ必要な研究指導を受けた上で、本研究科が行う博士論文の審査及び試験に合格すること |
資格名 | がん看護専門看護師 |
---|---|
資格要件 | 保健師、助産師及び看護師の資格取得後、実務経験が通算5年以上であること。そのうち通算3年以上は専門看護分野の経験があり、その経験のうち、1年以上は専門看護師に必要な所定の教育修了後の実務経験を含まなければならない。 |
資格取得の「プロセス」 | <大学院入学前> 看護師の資格取得後、実務経験が通算5年以上であること。そのうち通算3年以上は専門看護分野の経験があることが望ましい。
<大学院在学中>専門看護師に求められている6つの機能(実践、相談、調整、倫理調整、教育、研究)を果たせるよう、実践的に学ぶ。
<大学院修了後>
|
看護学専攻コア科目 I |
がん看護学特論 がんを抱えながら生活するがんサバイバーと家族の適応プロセスを理解し、そのプロセスを支援するための概念、理論および看護モデルを探求する。 |
必修 2単位 |
---|---|---|
がん看護学演習 緩和ケア、症状マネジメントに焦点をあて、がんサバイバーが抱える課題のアセスメントと看護援助法を探求し、かつ効果的なチーム医療について学ぶ。 |
必修 4単位 |
|
臨地実習 I がん患者と家族に対する看護実践力を培うとともに、札幌医科大学と連携して事例を通して医師、薬剤師など関連職種との効果的なチーム医療について検討する。 |
必修 2単位 |
|
臨地実習 II 特論、演習ならびに臨地実習Ⅰでの学習を統合し、がん看護専門看護師に求められる実践とともに、教育、コンサルテーション、医療チーム間の調整、倫理的調整能力を高める。 |
必修 4単位 |
|
成人看護学特論 クリティカルな状況および慢性状況」を体験する患者・家族の反応・行動の理解に役立つ理論を学ぶ。 |
必修 2単位 |
|
看護学課題研究 研究的アプローチを用いて、がんサバイバー・家族に対する看護に貢献できる知見を探求するための能力を養う。 |
必修 6単位 |
|
看護学専攻コア科目 II | 腫瘍学特論 腫瘍学およびがんの病態生理の知識として、「がんの自然史」「がんの生物学特性」「がんと免疫」「がんの原因と予防」、および「病態生理からみたがん患者の特性」について学習する。 |
必修 1単位 |
病態治療論 がんの集学的治療法として、外科的治療、化学療法、放射線療法を学習する。また、がんの症状緩和としての化学療法、主要ながんにおける臓器不全の病態と治療を学習する。 |
必修 2単位 |
|
看護理論特論 看護理論の発達過程、理論形成の方法を学ぶとともに既存の看護理論を理解、批判的に分析し、実践への活用について検討する。 |
選択 2単位 |
|
看護倫理特論 保健医療福祉の実践領域のおいて生じる倫理的問題について既存の諸理論を用いて分析し、倫理的意志決定の理解を深める。 |
選択 2単位 |
|
コンサルテーション論 看護におけるコンサルテーションの定義、特徴、過程を理解し、コンサルテーション案の立案を試みる。 |
選択 2単位 |
|
看護教育特論 人間対人間に対する目的意識的な人間形成への働きかけという教育の本質を問いながら看護学教育のあり方を考察する。 |
選択 2単位 |
|
看護管理特論 看護組織の特性・看護職集団のキャリア開発を促し、組織目標を目指して現場の問題を解決する技法を学び、目標達成のあり方を考察する。 |
選択 2単位 |
|
看護福祉学研究科共通科目 | 研究方法 I(研究計画法) 看護福祉にまつわる現象に接近するための研究方法論、文献検討の方法、研究計画書作成から論文作成、発表について学ぶ。 |
選択 2単位 |
研究方法論 II (質的研究法) 看護福祉にまつわる現象に接近するための研究方法としての質的研究方法の適用を探求する。 |
選択 2単位 |
|
研究方法論 III (量的研究法) データの記述から統計的推測までを概説、種々の統計的手法を実際に使用することによって量的研究方法を理解する。 |
選択 2単位 |
|
研究方法論 IV (公衆衛生調査法) 公衆衛生学の観点から実施される研究方法を概説し、実際の研究への応用を学ぶ。 |
選択 2単位 |
|
地域生活ケア論 III (緩和ケア) コミュニティケアと医療・福祉のモデルとしての緩和ケアについての知識を整理し、ケアの場での活用を検討する。 |
必修 1単位 |
|
地域生活ケア論 IV (薬理学特論) 在宅での使用が増えている抗がん剤、麻薬性鎮痛剤などの薬理作用、副作用、観察点などを学びアドヒアランス行動を促進する支援について学ぶ。 |
必修 1単位 |
1. 緩和ケアリソースナース養成プログラム特別セミナー
日時 | 対象/会場 | 募集人数 |
---|---|---|
2016年 7月6日(水) 19:20〜21:00 |
対象:がん看護のCNSを目指している方
形式:グループでの話し合い
![]() ※同日18:30から行われる「大学院入試説明会」からご参加下さい。
※終了いたしました。
|
10名 |
2. 緩和ケアリソースナース養成プログラム研修会
日時 | 演題/講師/会場 | 募集人数 |
---|---|---|
第1回 2016年 9月10日(土) 13:00〜15:00 |
『遺伝看護の重要性と課題』
対象:CNS、大学院生、修了生、看護師、看護管理者など
講師:村上 好恵
(東邦大学看護学部 教授) ![]() ※終了いたしました。 |
20名 |
第2回 2016年 11月19日(土) 13:00〜15:00 |
『認知症のある高齢がん患者の症状マネジメント』
対象:CNS、大学院生、修了生、看護師、看護管理者など
講師:島橋 誠
(公益社団法人日本看護協会看護研修学校 認定看護師教育課程 認知症看護学科) 小川 朝生 (国立がん研究センター東病院 精神腫瘍科/ 先端医療開発センター精神腫瘍学開発 分野) ![]() ※終了いたしました。 |
30名 |
3. 緩和ケアリソースナース養成プログラム学生支援事業(OCNS事例検討会)
日時 | 演題/講師/会場 | 募集人数 |
---|---|---|
第1回 2016年 8月20日(土) 13:30〜15:30 |
『OCNSの役割開発 CNSとしての実践~がんの告知を受けた患者への看護』
事例提供者:
佐藤 いづみ(小樽協会病院 がん看護専門看護師) ※北海道専門看護師の会 共催
![]() ※終了いたしました。
|
20名 |
第2回 2016年 9月10日(土) 15:30〜17:30 |
『遺伝看護の実践』
事例提供者:
畑中 陽子(北海道がんセンター がん看護専門看護師) ※北海道専門看護師の会 共催
![]() ※終了いたしました。
|
20名 |
第3回 2016年 11月19日(土) 15:30〜17:30 |
『認知症のある高齢がん患者へのケア』
事例提供者:
松山 茂子(市立札幌病院 がん看護専門看護師) ※北海道専門看護師の会 共催
![]() ※終了いたしました。
|
30名 |
第4回 2017年 1月21日(土) 13:30〜15:30 |
『がん看護外来での実践-終わりの見えない化学療法を支えるケア-』
事例提供者:
平山 さおり(KKR札幌医療センター 地域連携・がん相談支援センター がん看護専門看護師) ※北海道専門看護師の会 共催
![]() | 20名 |