がん看護コース研修
緩和ケアリソースナース養成プログラム研修会

 平成27年8月22日(土)13:30からACU中研修室において、文部科学省選定がんプロフェッショナル養成基盤推進プラン がん看護コース緩和ケアリソースナース養成プログラム学生支援事業によるOCNS事例検討会を開催しました。 OCNS事例検討会は、今年度も北海道専門看護師の会の共催のもと開催しています。
 今回のテーマは「OCNSの役割開発」で、参加者はCNS、CNSコース大学院生および修了生、今後受験を考えている看護師を合わせ11名でした。 事例提供は、KKR札幌医療センターのがん看護専門看護師 山田琴絵さんでした。
 山田さんがOCNSの認定を受けてから、組織から求められる役割に挑戦しながら活動の場を広げ、また、現場の声に答えていけるように取り組まれたプロセスを話してくださいました。
 参加者からは、CNSとしての活動を組織に見える化していくためにはどうしたらよいのか、CNとの協働をどのようにしていくとよいのか、等の質問があり山田さんや参加者のCNSからの意見交換が行われました。
 意見交換を行う中で、役割開発をしていくには、組織分析と組織から求められている役割を認識し、実績を提示していくことが重要であることをそれぞれが再確認しました。
会場写真 会場写真

〜アンケートより〜
  • 具体的な活動を知ることが出来た。
  • 意見交換や皆さんの現状について聞けて良かった。
  • 今後の活動を考えたり、進めていく中で、他施設で活動しているCNSの方からの意見や助言が大変参考になりました。
  • 今後の自分の役割を考えていくために、他の方の意見が聞けて良かった。
  • 組織から、大学院修了したからこんなことをして欲しいという要望が複数あり、そこに向けて少しずつですが活動しています。 先輩の活動で自分の活動をどのようにしていくか、ヒントをもらうことが出来ました。まず、組織分析、短期・長期の活動計画を立てていきたいと思います。