薬理学(臨床薬理毒理学)

概要

薬理学講座(臨床薬理毒理学)では、科学的根拠に基づいた合理的な薬物治療を目標とする臨床薬理学と、薬物の安全性の確保および副作用・毒性の機序解明を目標とする毒理学、この両観点から薬物治療の進歩のために研究を進めています。我々ヒトが日常的に感じる「不安・恐怖といった不快情動」や「喜び・気分の高揚といった快情動」、「注意・衝動性制御を含む認知機能」などの精神機能は、脳によって制御されています。ストレスなどの心理的な要因や事故などの物理的な要因により脳へダメージが加わると、情動制御機能や認知機能が低下し精神疾患の原因となることは容易に想像できると思います。

2017年度より、病態モデル動物を用いた各種精神疾患の発症メカニズムおよびそれらの治療薬の作用機序解明に向けた医学・薬学基礎研究を行っています。特に、「不安」「恐怖」「うつ」といった負の情動に関係した精神疾患に対する神経精神薬理学的研究をテーマとして掲げています。病態モデル動物に対する行動薬理学的解析で得られた知見をベースとし、分子生物学、電気生理学、免疫組織化学、神経化学などの多岐に渡る手法を駆使して研究を進め、新しい精神疾患治療薬の探索に取り組んでいます。

お知らせ・更新情報

2022/06/04鹿内浩樹講師の論文がMethodsXにacceptされました。
2022/05/21泉剛教授が、第14回日本不安症学会学術大会にてシンポジストとして講演しました。
2022/05/21当研究室の6年生が、第69回北海道薬学大会(日本薬学会北海道支部第149回例会、オンライン開催)で研究の成果をポスター発表しました。
2022/03/25進藤つぐみ大学院生(博士課程)と鹿内浩樹講師の論文が、European Journal of Pharmacologyにacceptされました。
2022/02/28泉剛教授の研究課題が、令和4年度(2022年度)日本学術振興会 科学研究費助成事業 (基盤研究(C)) として採択されました。
研究課題「うつ病における脳内テロメア短縮のメカニズムー動物モデルによる検討」
2021/11/05泉剛教授の共著論文が、Molecular psychiatryにacceptされました。
2021/09/11進藤つぐみ大学院生(博士課程)が、第34回北海道薬物作用談話会(オンライン開催)で研究の成果を口頭発表しました。
2021/08/28進藤つぐみ大学院生(博士課程)が、次世代を担う若手のための創薬・医療薬理シンポジウム2021(ハイブリッド開催)で研究の成果をポスター発表しました。
2021/07/16進藤つぐみ大学院生(博士課程)が、第43回日本生物学的精神医学会・第51回日本神経精神薬理学会合同大会(ハイブリッド開催)で研究の成果をポスター発表しました。
2021/06/01鹿内浩樹講師の研究課題が、令和3年度(2021年度)先端研究推進センター研究課題として採択されました。詳細はこちら
研究課題「うつ病における海馬Akt/mTORシグナルの役割-脳発達から見たうつ病とがんのクロストーク分子機構-」
共同研究者:泉 剛 教授(薬理学(臨床薬理毒理学))、寺崎 将 准教授(衛生薬学(環境衛生学))
2021/05/22進藤つぐみ大学院生(博士課程)が、第68回北海道薬学大会(日本薬学会北海道支部第148回例会、オンライン開催)で研究の成果をポスター発表しました。
2021/04/01鹿内浩樹講師の研究課題が、令和3年度(2021年度)日本学術振興会 科学研究費助成事業 (基盤研究(C)) として採択されました。
研究課題「うつ病の海馬テロメア長短縮に対するmiRNA制御機構の解明 」

お問い合わせ

臨床薬理毒理教室の連絡先
〒061-0293 北海道石狩郡当別町金沢1757
TEL&FAX:0133-23-1254 (ダイヤルイン)
e-mail:shika■hoku-iryo-u.ac.jp
(■は記号に変換してください)(講師 鹿内宛)