僕達、福祉の魅力プログラム開発事業のメンバーは、高校生に「ふくしの魅力とは何か?」を感じてもらうために、6月の18日、19日の二日間、北翔大学と北海道医療大学のそれぞれのオープンキャンパスで活動を行いました。
 どちらのイベントにも共通して、高校生の福祉に関する意識の高さを知る出来事があり、今後の魅力プログラムをどのようにアプローチしていけば良いのか、という事を考えるきっかけとなりました。
 今回は「大学生100人の声」と「大学生が考えるユニークなふくし」を掲示物に、大学生の実習体験をまとめ漫画にしたものを冊子として配布*1し、活動を行いました。特に大学生100人の声が高校生に与えるインパクトは強烈で、目の前を通った高校生が足を止めて眺めていく、という事が多かったです。印象的だったのは、見ていく高校生の口から「なるほど」と聞こえてきたこと。写真のインパクトもそうですが、高校生にとって最も間近な将来である大学生の言葉は、高校生に強く響いたと思います。  これからも、多くの高校生に福祉に関心を持ってもらい、魅力を知ってもらうことを目標に活動を続けたいと思います。

北翔大学人間福祉学部3年 山田 素也

*1 今年度から、大学生の実習体験をもとにした「ふくしマンガ」を新たなプログラムとして開始しました。「ふくしマンガ」は、ふくしに対してネガティブだった大学生が、実習を通してふくしの魅力を見つけ出し、前向きになっていくという内容で、3名の大学生のエピソードを紹介しました。

 今回は「大学生100人の声」「大学生が考えるユニークなふくし」、そしてマンガ冊子と、いろいろなかたちで皆さんに見てもらえる内容になったと思います。また、道内各地の高校生に見てもらえたことが嬉しかったです。
 見てくださった方々にとって、自分と身近に感じられた内容や、おもしろい発見などが1つでもあったら嬉しいなと思いました。
 また今後の活動を通して、高校生のみなさんに様々な福祉の魅力を紹介していきたいと思います。

北翔大学人間福祉学部3年 柴田 裕里

 最後に…
 両日通して、「うっさん」が登場し、高校生をはじめ大学の先生、保護者、大学生に大人気でした。