10月10日から函館ではじまったイベント「ほっかいどう福祉・介護の時間 こころの授業、はじめます。」が、28日の札幌会場を最後に無事終了しました。
このイベントは、道が幅広い層の方々に福祉・介護に関して理解してもらうために開催されていて、函館・苫小牧・釧路・札幌の4会場でおこなわれました。

  本事業では、大学生が中心となって構成される「魅力開発プロジェクトチーム」の学生が、高校生のときに感じた福祉のイメージと、大学に入って実習やボランティアを通して感じる福祉のイメージを比較する写真を100枚近く撮って展示したり、札幌会場では「大学生が選んだユニークなふくし」を題して、道内の福祉系施設や事業所の取り組みを紹介したり、実際に訪問して取材したことをまとめたミニパネルの展示をしました。

 プロジェクトチームの学生が、各大学の学生に協力してもらって撮影をしてきました。撮影に協力していただいた学生のみなさん、本当にありがとうございました!やはり100枚近くの写真が並ぶ光景は圧巻でした…。来ていただいた方々も足を止めてゆっくり見て下さいました。

 「大学生が選んだユニークなふくし」。札幌会場のみの展示になりましたが、こちらも多くの方に関心をもっていただけました。今回取り上げたのは「グループホームなかじま(余市町)」・「新得共働学舎(新得町)」・「NPO法人当別町青少年活動センターゆうゆう24(当別町)」の3箇所を紹介させていただきました。

 また、このイベントでは介護ドキュメンタリー映画「ただいま それぞれの居場所」が上映されました。 

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 制度から漏れてしまった方々へのサービス提供のため、自ら理想とする介護を目指して施設・事業所を立ち上げた若い人たちの姿と、そこに通う利用者さんの暮らしや人生を追っています。

 上映後は、監督である大宮浩一監督と道内で働く福祉職員、そして福祉を学んでいる学生と先生が登壇して、トークセッションをくりひろげました。

 監督の大宮浩一監督です(写真は釧路会場の模様)。会場にいる人たちの感想や質問に丁寧にこたえていました。

 本事業で展示していた大学生が撮った写真にも1枚1枚に目を通していただきました!(写真は函館会場の模様)

 実際の福祉現場で働いている方ということで、浦河赤十字病院の精神科デイケアで働いている大濱伸昭さんです(写真左。苫小牧会場の模様)。自身の仕事内容や福祉を目指したきっかけなどを話していました。また、苫小牧会場には専門学校の生徒さんが大勢来ていて大変にぎやかな雰囲気でした!

 そのほかのブースでは疑似体験コーナーが設置されていたり、福祉・介護の進学・就職相談コー ナーがあったり、とさまざまな催し物がされていました。

 模擬体験をする学生さん☆(写真は函館会場の模様)

 釧路と札幌会場では、映画のエンディングテーマ曲を歌われている森圭一郎さんの生ライブもありました♪学生もすっかりファンになってしまったようで、CDを購入してサインをもらっていました。 生歌は、映画の光景も思い出されてしまってウルっときてしまいました。とても素晴らしかったです。

 森圭一郎さんと一緒に。とても楽しくて、優しい方でした☆(写真は札幌会場の模様)

 さらに、札幌会場ではサプライズゲスト!ということで、北海道日本ハムファイターズの建山投手が 来ていました!会場も騒然としていましたが、大ファンという学生は嬉しさのあまり感激の涙を流し ていました。イベントでは、福祉・介護を目指す人たちへ励ましのメッセージをくれました。

 建山投手です。大きかったです・・・

 このイベントに参加すると決まって、プロジェクトチームの学生たちは写真を撮ったり、実際に見学をして取材をしたり、そしてイベントの周知をしたり・・・たくさんの力を注いでくれました。無事に成功をおさめたのは、学生の力です!本当に頼りになる学生のみなさんです。
 次のイベントは2月の実践報告会!今年度の取り組みを発表する仕事が残っていますが、ひとまずみんなで無事の成功を喜びました☆
 学生のみなさん、本当に本当にありがとうございました。

 保健福祉部のキャラクター「うっさん」とHBCテレビのキャラクター「もんすけ」と一緒に、記念撮影!おつかれさまでした。

 最後に。。。。

 「大学生が選んだユニークなふくし」のミニパネルを作成中・・・IN北翔大学。遅くまで取り組んでいました。

 函館・苫小牧のイベントは2泊3日で参加しました!他大学交流もできたようで、嬉しい限りです☆函館のイベントの後に、ちょっとだけフラっとしました。