がん看護コース研修
緩和ケアリソースナース養成プログラム研修会

 平成29年2月25日(土)13:00から札幌全日空ホテル(白楊の間、24F)において、文部科学省選定平成28年度がんプロフェッショナル養成基盤推進プラン 地域がん医療薬剤師養成基礎講座「第6回がん薬物療法研究討論会」を開催しました。今年度も北海道医療大学薬剤師支援センター生涯学習の一環として開催し、今年度開催された全国学会(第26回日本医療薬学会年会及び第10回日本緩和医療薬学会年会)において一般演題として発表されたがんに関する研究内容を紹介していただきました。研究紹介では、がん化学療法における有害事象の発現状況やその予防効果について、緩和ケアチーム介入による麻薬廃棄量の影響やオピオイド鎮痛薬使用後の有害事象発現状況など紹介があり、活発な質疑応答が行われました。
 特別講演では、大垣市民病院薬剤部長 吉村知哲先生より「がんチーム医療において薬剤師力をどう発揮するか!」と題してご講演をいただきました。大垣市民病院薬剤部の取り組みを通して、がん薬物療法における薬剤師の取り組み、レジメンのオーダーサポートや副作用管理業務、処方支援、薬剤師外来など詳しく解説していただきました。また、薬剤師に必要な付加価値と人材育成の面からやりがいのある職場環境を作るにはどうすれば良いのか、実際に行っている取り組みについて紹介していただきました。
 がん治療における薬剤師の役割は、今後も益々重要になると思います。今回の討論会も前回と同様に大変参考になる内容でした。今後もこのような企画を継続実施していきたいと考えています。
会場写真 会場写真

〜アンケートより〜
  • 各病院での取り組みが当院で取り入れ出来るか、自身の研究に役立った。
  • 他の病院での取り組みについてしることができた。
  • 新しい抗がん剤治療や管理棟、現場の話を聞けて、刺激になった。
  • すぐ役立てる知識がたくさんあった。
  • 短時間で多くの演題の内容をきくことができた。
  • 継続して開催してほしいと思う。すばらしい会だった。