がん看護コメディカル研修 緩和ケアリソースナース養成プログラム研修会を開催

会場写真
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 平成27年1月24日(土)14:00からACU小研修室において、文部科学省選定 がんプロフェッショナル養成基盤推進プラン がん看護コース 緩和ケアリソースナース養成プログラム学生支援事業によるOCNS事例検討会を開催しました。OCNS事例検討会は、今年度も北海道専門看護師の会の共催のもと開催しています。
 今回のテーマは「OCNSの役割開発」で、参加者はCNS、CNSコース大学院生および修了生、今後受験を考えている看護師を合わせ17名でした。事例提供は、北海道がんセンター 畑中陽子さんと、釧路労災病院 門脇郁美さんの2名のがん看護専門看護師で、各々の活動状況について報告がありました。
 各々がこれまで担ってきた役割から、がん看護専門看護師になることで多職種とどのように協働し、役割開発を行ってきたのか、その過程を踏まえ活動の評価とがん看護専門看護師としての活動をいかに可視化させるために、どう進めていくとよいかを4つのグループに分かれディスカッションしました。
 ディスカッションの中から、役割開発を行っていくプロセスとして、各々が働く場のアセスメントを十分に行い、その場にあった目標設定と、組織から期待される結果をデータとして提示して行く等、戦略的活動の重要であることが示されました。また、道内OCNSの数も年々増加傾向にあり、情報交換や相談などをタイムリーに行える環境にあることも再認識できました。

〜アンケートより〜
  • OCNSとして・・・との話をすることができる環境は私にとってありがたいです。自分を振り返り、問題や課題をみつけていく事ができました。みなさんのおかげです。
  • 実践に即した話し合いで改めて役割について考えることができた。
  • OCNSの具体的実践や活動への取り組みが知れて参考になった。今後の役割開発について、グループワーク、ディスカッションを通し、多角的な視点で考えることができ大変良かった。
  • これからCNSの実習にいくため、とても役にたちました。
  • ディスカッションにより、CNSの活動を行う上での視点や深さを学ぶことができました。