第1回目がん看護コメディカル研修 緩和ケアリソースナース養成プログラム研修会を開催

会場写真
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 緩和ケアリソースナース養成プログラム学生支援事業による第1回OCNS事例検討会を平成25年8月17日(土)に開催しました。今回のテーマは「看護外来における専門看護師の役割」で、参加者はCNS、CNSコースの大学院生と修了生を合わせて21名でした。事例提供者は時計台記念病院のがん看護専門看護師の吉田奈美江さんで、実際の活動をとおして事例を分析し、今後どのような活動が求められているのか発表がありました。
 参加者からは「組織分析して実践したいことがどんなものなのか考えるきっかけになった」「CNSとしての活動を確立したり、広げていくうえでの考え方を深めることができた」などの感想がありました。組織の中で、特に外来の中でCNSとしてどのようなニーズが求められているのかを考えつつ、長期的な視野を持って具体的に活動に取り組んでいくことが必要ということを再確認しました。そのためには、組織分析を行い、具体的な視点をもって役割を実践できるよう、今後も継続して事例検討など学習を重ねていきたいと思いました。

〜アンケートより〜
  • 自分の中で明確になっていなかったこと、知りたかったことが明らかになった。これから学んでいく上で、イメージができてモチベーションが上がった。
  • 組織のニーズは何か、自分は何を求められているのかを考えつつ、自分の軸をきちんともって、長期的に物事をみていくことの大切さを改めて実感した。
  • 現在、実習期間中であり、ptとどのように関われば良いのか悩んでいた。自分自身の関わりと、近藤先生との事例での関わりを聴き、自分に欠けている部分が少しだけですが見えて来たように感じた。
  • 自分の身において、組織での役割を考えるアドバイスをいただきました。ありがとうございました。
  • 組織をどのように評価するのか、CNSとしての役割は何か考えるための視点を得ることができて、参考になりました。