第4回目がん看護コメディカル研修 緩和ケアリソースナース養成プログラム研修会を開催

会場写真
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 緩和ケアリソースナース養成プログラム学生支援事業による第4回OCNS事例検討会を平成26年1月25日(土)に開催しました。今回のテーマは「OCNSの役割開発」で、参加者は、CNS、CNSコースの大学院生と修了生を合わせて16名でした。事例提供者は、北見赤十字病院のがん看護専門看護師の須藤祐子さんで、施設の中で2人目のOCNS資格取得者としての活動、そしてこれから活動する上での課題について発表があり、(1)2人目のOCNSとしてどのように役割を開発していくか (2)ポジションパワーがない状態でどのように緩和ケア病棟開設に携わるかの2点についてグループで検討しました。
 参加者からは、「他組織の中でどのように課題を分析しつつ役割開発をしているのかを知ることは大変学びになった」「今後の活動を具体的に考えていく上で大変参考になった」などの感想がありました。OCNSの資格取得者は増えており、複数名OCNSがいる施設も増えてきました。そのような状況の中で、先輩OCNSが築いてきたシステムやOCNSの役割に対するイメージを保持しつつ、2人目3人目のOCNSとして、それぞれのポジションで自分なりの課題分析をし、ビジョンを持って周囲に伝えていくことの重要性を確認することができました。

〜アンケートより〜
  • 実習や大学で学んでいる事が、事例となって考え・学べたので、とても具体的な学びになった。
  • CNSでコアに活動されている方々の貴重なアドバイスや意見をきけて、また須藤さんの活動の話もうかがえて、これから自分がどう活動していくのか、参考になり学べました。本当にすごい方達ばかりで勉強になることが多かったです。
  • 自分のこれからの活動について、改めて見直す機会になった。
  • 自身の役割開発について、悩んでいることを相談でき、自分のすべきことが明確になった。
  • 組織の中で活動していくことを考えることができた。