第3回地域がん医療薬剤師養成基礎講座を開催

会場写真
会場写真
 3月2日(土)13:00から文部科学省がんプロフェッショナル養成基盤推進プラン「インテンシブコース」地域がん医療薬剤師養成基礎講座と北海道医療大学薬剤師支援センター生涯学習の一環として「がん薬物療法研究討論会」を札幌全日空ホテルで開催いたしました。今回も昨年開催した第1回の企画と同様に、全国学会(日本医療薬学会年会など)で一般演題として発表したがんに関する研究内容を紹介していただき、討論などを通して各施設の業務に役立てていただくことを目的といたしました。全道各地の13施設より演題を提供いただき大変内容の充実した討論会となりました。演題を3つのパートに分けて行ないましたが、会場からの質問も多く参加者には大変参考になる内容でした。今後もこのような企画を継続して実施したいと考えております。
〜アンケートより〜
  • 病院薬剤師の方々が、がん化学療法に対して、調製以外にどのように関わっているのかを知ることができました。特に外来に移行した際の問題点を知ることができて、勉強になりました。腎機能の評価に対して見直さなければいけない点を、再認識しました。
  • 抗がん剤の特徴、副作用などの情報を、自分の中で整理することができました。また、新しい知識も得られました。
  • 発表の演題名がわかっていたので、どういう発表内容なのかを予想して、それぞれの医薬品について予め学習してきました。
  • 文献にないような症例、事象に取り組むスタンスを、自分も身に着けたいです。
  • 臨床応用するには症例数が少ないため、難しい点もあるのが現状だと思いますが、逆に選択肢が増えたことを思えば、有用な講演でした。
  • 臨床における発表が多く、すぐに応用可能と考えます。
  • 教育の立場の方と、現場の立場の方のタッグがよかった。

会場写真会場写真