第1回目がん専門薬剤師養成基礎講座を開催

会場写真
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 9月9日(金)18:30から文部科学省がんプロフェッショナル養成プラン インテンシブコース「第1回がん専門薬剤師養成基礎講座」をACU中研修室で開催した。まず最初に「特別セミナー」として、本がんプロフェッショナル養成プランの概要を紹介した。引き続き市立釧路総合病院がん専門薬剤師本川 聡先生より「がん薬物療法における薬剤師の関わり〜薬の専門家として安全・安楽な治療を行なうためには〜」のタイトルでご講演いただいた。本川先生は、今年3月まで県立静岡がんセンターでがん専門薬剤師として8年間勤務していた。本講演では、まず静岡がんセンターの紹介と実践していた業務について詳しく説明された。特にがん化学療法時の副作用に対する薬剤師の関わりは非常に重要であることなどについて実例を挙げて述べられた。がん専門薬剤師の役割が今後益々重要になると思われるが、がん専門薬剤師を目指す参加者には大変参考になる内容であった。
〜受講者アンケートより〜
  • 施設などについて紹介いただいたのでよかった。薬等の効果、使用方法などは難しくあまり理解できず、勉強不足を実感した。
  • 高度ながんの治療はしていませんが、システムの構成等を参考にしたいと思う。
  • 今回のことを意識して勉強をしっかり続けていきたい。
  • 将来に向けての糧になったと思う。