第1回目がん看護インテンシブコース研修を開催

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 8月21日(土)、22日(日)の二日間にわたり、がん看護インテンシブ研修「多職種で学ぶ緩和ケア教育セミナーin 釧路」を、釧路労災病院のご協力のもと開催いたしました。この研修会は、日本ホスピス緩和ケア協会のプログラムに基づいた、がん医療に関わるすべての職種を対象とした多職種参加型の研修です。当日は、看護師・薬剤師・ソーシャルワーカー・作業療法士の方など、釧路・根室地域を中心に33名の参加がありました。
 講師およびファシリテーターは、道内各地で緩和ケア臨床に携わっている医師、看護師、薬剤師、医療ソーシャルワーカーで、多職種で構成されています。セミナーは、疼痛緩和、コミュニケーション、家族のケア、地域連携をテーマにスモールグループディスカッションやロールプレイを通して進行されました。二日間という長丁場ではありましたが、参加した方々から、「大変だったけど楽しかった」「終わってほっと一安心、参加してよかった」「自分のケアの振り返りになった」「多職種とこんなに間近でじっくり話したことがなく、いろんな見方があることをあらためて知った」「多職種で協力しあって一つの作業をする醍醐味を知った」などの感想をいただきました。また、地域の同職種同士の連携、多職種交流の輪が広がるセミナーであったという声もいただきました。ありがとうございます。
 この研修は北海道の緩和ケアの普及と質の向上のため、平成20年度は帯広、21年度は函館、今年は釧路と北海道各地で開催しており、来年度(最終年度)は北見で開催する予定です。皆様の参加をお待ちしております。
内容に関しての満足度

図1 達成感は得られましたか?

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