第2回目がん看護コメディカルコース研修を開催

会場写真
 平成22年8月5日(木)、第2回がん看護専門看護師養成プログラム学生支援事業として学習会(事例検討会)を開催しました。
 北里大学病院のがん看護専門看護師(以下OCNS)、近藤まゆみ先生をスーパーバイザーとしてお招きし、石岡明子さん(北海道大学病院)が調整の事例を提供され、がん看護専門看護師を志す約15名で事例検討を行いました。ディスカッションを通して、患者・家族の意志決定の支援を行なっていく上で、十分な情報提供が自己決定へと導く重要な要素であることを共有することが出来ました。また、近藤まゆみ先生の助言を通して、臨床で起こっている複雑な現象から本質的な問題を捉えていくこと、OCNSとして、どの立場で問題に介入していくかの判断が重要であることを学ぶことができました。さらに、専門看護師申請に向けての事例の記載方法については、各事例の対応を必要とした問題を明確に記述することや、問題から結果までの記述に一貫性を持たせることの重要性など、具体的でわかりやすい助言も頂き、がん看護専門看護師を目指すための貴重な学びとなりました。