第3回目がん看護インテンシブコース研修を開催

会場写真
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 9月12日(土)、13日(日)の2日間にわたり、がん看護インテンシブ研修 「多職種で学ぶ緩和ケア教育セミナー in 函館」を、函館市立病院のご協力を得て開催いたしました。この研修会は昨年帯広での開催に引き続き、日本ホスピス緩和ケア協会のプログラムに基づいた、がん医療に関わるすべての職種を対象とした多職種参加型の研修です。当日は、看護師・薬剤師・ソーシャルワーカー・放射線技師の方など、函館・おしま地域を中心に道内各地から44名の参加がありました。
 講師およびファシリテーターは、国内第一線でご活躍されている医師の合田先生、前野先生、瀧川先生、福徳先生、木村先生、薬剤師の久原先生をはじめ、医療ソーシャルワーカーの田村里子先生率いる医療ソーシャルワーカーのスタッフ、緩和ケア認定看護師と豪華なスタッフで繰り広げられました。セミナーは、疼痛緩和、コミュニケーション、家族のケア、地域連携をテーマにスモールグループディスカッションやロールプレイを通して進行されました。2日間タイトなスケジュールではありましたが、参加した方々から、「参加型の研修で、実際に体験して身につくことがたくさんあった」「この研修を勧めてくれた上司に感謝したい」「今まで出席したどの研修よりも役立った」「チームで多面的にケアを考えていく必要性が実感・体験できた」などの感想があり、チームアプローチの大切さ・専門職としての態度など体験を通して学ぶ機会となりました。
 また、「体験型セミナーは出席している時は緊張しますが、終わった後はすがすがしい気持ちになります。これからも続けて下さい」など、皆さんから熱いメッセージをたくさんいただきました。ありがとうございます。来年度は、道内の緩和ケアの普及と質の向上のために、帯広・函館に引き続き釧路地方で開催する予定です。
グラフ

図1 達成感は得られましたか?