第2回目がん看護インテンシブコース研修(事例検討会コース)を開催

会場写真
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 第2回 がん看護専門看護師養成コースプログラムとして、平成22年2月6日(土)、淀川キリスト教病院 がん看護専門看護師 田村恵子先生を講師にお招きし、「がん看護専門看護師の役割を考える」のテーマで事例検討会を行いました。当日は、がん看護専門看護師(以下、OCNS)を志しているもしくは興味をお持ちの方23名にご参加いただきました。
 本学大学院看護福祉学研究科博士前期課程 三上幸江さんからの事例提供の後にグループディスカッションを行い、各グループの発表の後に、CNSの役割であるコンサルテーションについて田村先生から解説をしていただきました。「コンサルテーションとは相談された相手に答えを返す」という基本に皆が気づかされ、現象の分析、問題の明確化の大切さを理解する機会となりました。また、事例検討終了後にはOCNSの役割について講義をしていただき、OCNSの活動を組み立てていくための示唆を得ることができました。活発な質疑応答もあり、参加者の方々から「CNSの実践や考え方がわかった」「OCNSを志すための自分の課題に気づいた」などのご意見をいただき、有意義な研修会となりました。