がん看護インテンシブコース研修(事例検討コース)を開催

会場写真
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 6月14日(土)に開催された「がん患者の口腔ケア〜治療期から終末期を通したアセスメントとケアの実際〜」には、定員を超える124名の方にご参加いただきました。
 講師の大田洋二郎先生(静岡県立がんセンター歯科口腔外科部長)は、がん患者の口腔ケアの研究と実践を日々の臨床のなかで積み上げてこられた先生で、がん患者の口腔ケアのパイオニア的存在と言える先生です。
 講演は、がんの薬物療法や放射線療法に伴う口腔トラブルへの対処、また終末期に頻発する口腔乾燥や口腔カンジダなど、そのケアの根拠を示しながら症例をまじえて丁寧に説明していただきました。講演の後、“北海道緩和ケア認定看護師のキャリアアップの会”の木村さんと佐藤さんから臨床で関わった2事例が提示され、大田先生から具体的なコメントをいただきました。
また、先生からは口腔ケアの教育プログラムや文献など、苦労して作成されたであろうたくさんの貴重な資料を「役立ててください」と全てご提供いただきました。参加者の満足度も高く(図1)、有益な研修会となりました。
内容に関しての満足度

図1 内容に関して