第2回目がん看護コメディカルコース研修を開催

会場写真
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 6月30日(金)に、がん対策推進協議会委員、読売新聞社記者 本田 麻由美さんを講師に招き、「がん対策基本法の成立にあたって 〜患者たちの果たした役割〜」をテーマに講演会が開催されました。本田さんは、自らのがん体験を踏まえた医療コラムを書かれているほか、がん対策推進協議会の委員、がんプロフェッショナル養成プランの選定委員としてもご活躍されています。講演では、取材を通して知り合った全国のがん患者さんと家族の抱えている問題、活動を紹介し、わが国のがん医療の現状と課題、がん対策基本法をはじめとする現在のがん医療の成り立ちを、わかりやすく説明してくださいました。がんの「プロチーム」を養成する意義や重要性を知り、がんと共に生きる患者さんや家族に役立つ医療を提供するためのがん看護専門看護師の役割を考える機会となりました。
 当日は、平日の昼間の時間にも関わらず、28名の方が参加して下さり、患者の視点からがん医療に望んでいることの理解、今後の看護職者としての在り方を考えるのに役立ったとの意見が聞かれました(図1)。配布された資料は、後日ホームページ上に掲載される予定です。
内容に関しての満足度

図1 講演は役に立ったか