第1回目がん看護コメディカルコース研修を開催

会場写真
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 5月8日(木)に、前北海道医療大学大学院教授 Judith Johnson 先生をお招きして、「がん看護専門看護師の活動にあたって〜アボガドシー、コンサルテーションの考え方〜」をテーマに、セミナーが開催されました。Judith Johnson 先生は、がん患者と家族をサポートするプログラムである「I can cope program」を開発した著名な先生であり、プログラムは「がんを知って歩む会」として日本でも実践されています。
 セミナーでは、アメリカの現状を踏まえた先生の講義を聞いてアドボカシー(擁護)の考え方を学習し、患者さんを、スタッフを、自分を擁護するために、看護師である自分は何をするか、具体的な事例をもとにディスカッションを行いました。また、アドボカシーの役割についての事例発表に対して先生から丁寧なアドバイスを頂く機会となり、専門看護師の役割である倫理調整に対する貴重な示唆を頂くことができました。