アメリカンフットボールとは  基本ルール  ポジション紹介  防具について | スタッフの仕事

パワー・スピード・戦略・チームワークにより成り立つ究極のスポーツ

激しさの裏には、緻密な頭脳戦が繰り広げられている。ポジションごとに役割分担のまったく異なる専門性が確立している。アメリカンフットボール(以下、アメフト)は日本人には馴染みの薄いスポーツですが、アメリカでは最も人気のあるスポーツです。アメフトの最高峰リーグ、NFLは他のスポーツをはるかに凌ぐ人気を誇り、優勝決定戦であるスーパーボウルのチケットは入手が極めて困難なプラチナチケットです。スーパーボウルは世界中でテレビ放映され、8億人以上が視聴すると言われています。

アメフトは現在、世界に広がりつつあります。日本でも広がりを見せています。1999年には、初の世界選手権が行われました。日本も参戦し、なんと第一回大会と第二回大会において優勝しているのです。今、アメフトが熱いです。その人気の秘密は何なのでしょうか。

アメフトは、「オフェンスチーム」「ディフェンスチーム」「キッキングチーム」「スタッフチーム」という大きく分けて4つのユニットがあり、これが「究極のチームスポーツ」と言われる理由です。なぜスタッフも入っているの?と疑問に思うかもしれません。ここがアメフトの魅力の一つでもあるのです。選手だけではなく、スタッフの役割も勝利への鍵となっています。監督、コーチ、マネージャー、トレーナー、全員の力が合わさることで、選手が最大限のパフォーマンスを発揮することができます。

チームという支えのなかで、互いを認め合い、そして自分自身が成長できるスポーツ。役割分担により成り立っているため、自分の能力を最大限発揮できるポジションが用意されています。そして、いわゆる「個性」がつながり合い、「チーム」というまとまりとして成り立つスポーツだからこそ、究極の面白さがあるのではないでしょうか。