27日、厚生労働省のまとめで、中国産冷凍野菜の4.1％が残留農薬の基準を超えていることが判明。大部分は冷凍ホウレンソウで、同省は冷凍に回るホウレンソウの管理に問題があるとみて、中国政府に改善を申し入れている。

生鮮野菜と異なり、冷凍野菜は冷凍前に下ゆでをするため加工食品扱いとなる。このため従来は残留農薬の基準の対象にはならなかったが、厚労省は3月20日から生鮮野菜と同じ基準を適用し、検疫所で抽出検査を開始した。

　

(2002/6/28/朝日)

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