◆ 3次元構造のフォトニック結晶による量子情報処理デバイス
−− フォトニック結晶に埋め込まれる原子のタイプにより研究動向をまとめます
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<<2準位原子>>
研究当初，原子が2準位のエネルギー構造をもつ場合が調査されました．1990年代においては，原子-光子束縛状態(atom-photon
bound state)が形成されること[A01@1990]や，原子が長時間励起状態に存在し続けること[A02@1994]といった物理的現象の解明が盛んに行われていました．2000年以降は，原子システムが示すスイッチング効果[A03@2001]が検討されたり，更には，原子にレーザを照射したモデルに対する時間解析[A04@2001]とスペクトル解析[A05@2004]を通して，光トランジスタ動作や光スイッチング動作といった様々な量子デバイスの実現に向けた検討が行われています．以上の[A01〜A05]の論文では，PBGの幅が広い理想的な条件下で解析が行われていましたが，最近では，PBGのギャップ幅が比較的狭い現実的な条件下での解析も行われるようになっています[A06@2003]．
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B00: |
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<<Λ型3準位（多準位）原子>>
（作成中）
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C00: |
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<<V型3準位（多準位）原子>>
（作成中）
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A01: |
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Quantum electrodynamics near
a photonic band gap: Photon bound states and dressed atoms
Sajeev John and Jian Wang, Phys. Rev. Lett., vol. 64, no. 20,
pp. 2418-2421 (May 1990)
フォトニックバンドギャップ近傍における量子電磁気学: 光子束縛状態と着衣の原子
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A02: |
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Spontaneous emission near the edge of a photonic band gap
Sajeev John and Tran Quang, Phys. Rev. A, vol. 50, no. 2,
pp. 1764 - 1769 (Aug. 1994)
フォトニックバンドギャップ端近傍における自然放射
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