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 ◆ アクティブラーニングルームの利用
 概要
− アクティブラーニングルーム(看護福祉学部棟3階)において,ICT活用による協働学修・反転授業などの学習方略を取り入れたアクティブラーニングを実施しています
 ◆ アクティブラーニングルームの特徴
 勾玉デスク
− 写真はアクティブラーニングルームに整備されたアイランド形式の机の配置です.教室全体としては,写真1のように8つの椅子を備えたアイランドが8つあります.さらに,各アイランドは4つの勾玉形状のデスクを組み合わせることで構成されていますが,例えば,勾玉デスクの角度を広げることで1つのアイランドに10人程度が着席したり,もしくは,4つの勾玉デスクを組み合わせて1つのアイランドを形成することで,グループサイズをより大きくすることもできます

 

 電源・有線LANの接続用タワー
− 写真のように,勾玉デスクの中心には電源・有線LANの接続用タワーを配置しました.接続用タワーもアクティブラーニングルームの各所に設置することができるようにし,り,たとえば,グループサイズ8名のグループを8個,グループサイズ10名のグループを6個など,多様なアクティブラーニングの形式に対応できるようにしました

 

 サイドテーブル付き椅子
− 写真のように,すべての椅子にはサイドテーブルを用意しており,一人ひとりの個人作業もできるようにしています

 



 ◆ 情報処理演習に関する科目
 概要
− アクティブラーニングルームを使用した授業科目としては,「情報処理演習」が最も多くなっています.開講学部は,薬学部(薬学部の場合には「情報科学」として開講),歯学部,看護福祉学部,リハビリテーション科学部です.「情報処理演習」では,15回の授業回数のうち,前半の7〜8回程度では反転授業を取り入れた知識伝達型の対面授業を中心とした授業形態とし,後半の7〜8回程度では協働学修を取り入れた授業形態でアクティブラーニングを実施しています.
 協働学修の例
− 協働学修では,グループごとに与えられた課題に対して,KJ法やICT活用による情報検索などにより,グループで解決策を協議し,協議の結果をプロダクトとして文書化し,最後には,プレゼンテーション形式で協議の内容を報告するといった一連の作業を行います.具体的な課題としては,大学生活を向上させるための企画,模擬授業の企画と実施,インターネットセキュリティの現状と対策などの学部共通のテーマや,歯学部総合学力試験基礎基本問題Web Siteや化学構造式の描画ツールを応用したテーマなど学部独自のテーマがあります.

 ◆ 基礎統計学に関する科目

 概要
− 言語聴覚療法学科に対しては,「基礎統計学」でもアクティブラーニングルームを使用しています.「基礎統計学」は,15回の授業回数の中で,7,8回目と13,14回目を協働学修の回としています
 働学修の例
− 協働学修の課題としては,t検定を想定できる課題を創出して検定を実施したり,カイ2乗検定を想定できる課題を創出して検定を実施しています.例えば,t検定を想定できる課題として創出されたテーマとしては,リハビリテーション前後での長座体前屈に有意差があるのか,開眼時と閉眼時での運動能力に有意差があるのかなどがあり,学生間でテーマに従って検定対象となる数値を測定して有意差の検定が行われています。
◆ そのほかの医療系科目
 概要
薬学部1年前期「早期体験学習」や薬学部3年前期「医療福祉活動演習」などのPBL形式の医療系科目において、主に、コンピュータ・プレゼンテーションやWeb/LMSを活用した教育を行っています。また,認定看護師研修センターでは情報管理についての講義を担当しています





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