11月10日(火)、札幌旭丘高校1～2年生を対象とした「学問研究会」に、本学薬学部和田名誉教授（北海道医療大学 副学長）が参加し、模擬講義を行いました。

「学問研究会」は、生徒自身が、興味関心の高い学問分野の講義を受け、専攻しようとする学問の内容や面白さを理解し、その人ごとの適切な進路選択が促すきっかけとなる進路セミナーです。大学講義の雰囲気を、高校の教室で味わうことで、「大学で何を学ぶのか」といったガイダンス面の充実と「学問」に対する認識を深めることを目的としておられます。

本学和田教授の講義テーマは「予測不能時代の薬学・薬剤師の役割」です。
最新の医療機器やＡＩなど医療の進歩はめざましく高度化するものの、人の病気を治すためには「薬」が不可欠であり、その「薬」を取り扱う「薬剤師」に求められる需要や責務は高まるばかりです。
そのような状況に対応するため、薬剤師としての基本的役割や能力はもちろん、より広い視野で臨機応変に対応できる応用力を身に付けることが必要です。
そこで「激動する医療への6年制教育の対応」や「チーム医療における薬剤師に求められること」など、医療人として身に付けるべき能力を分かり易く紹介しました。

本学では、ご要望のあった高等学校様に本学の教員が出向き、模擬講義を行っております。
専門的な内容を分かりやすく講義するほか、仕事や資格に関すること、大学での学び方など、将来、医療や福祉分野への進路を希望する高校生にとって、たいへんためになる内容となっています。

≪模擬講義に関するお問い合わせ≫
北海道医療大学 入試広報課
FreeCall: 0120-068-222　E-mail: nyushi@hoku-iryo-u.ac.jp

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