カリキュラム紹介

医療技術学部臨床検査学科で行われている実習の様子の一部をご紹介します。
その他、特設サイトでもご紹介しています。

臨床生理学/画像検査学
2・3年次/必修

心電図や超音波検査は、コミュニケーションが重要です。

心電図、呼吸機能検査、超音波(エコー)検査、脳波、筋電図などの、検査の原理や機器の操作法、そして検査結果を分析・解釈するために必要な知識と技術を学びます。学生同士がペアになり、臨床検査技師役と患者さん役を交互に体験。さまざまな画像から臓器の機能や形態の異常を読み解く力はもちろん、患者さんの身体を直接検査する生理機能検査に必要不可欠なコミュニケーション能力も身につけます。

チーム医療・コミュニケーション演習/
医療リスクマネージメント演習
3年次/選択

チーム医療の中心である患者さんの理解と、適切な対応が求められています。

チーム医療、在宅医療が主流となるこれからの医療を見据えて、専門科目だけではなく、保健・医療・福祉の幅広い分野を学ぶ「多職種連携教育」の科目群です。患者さんを理解し、適切に対応できることが臨床検査技師に重要。障がいのある患者さんの検査を行う際などに気をつけなければならないことを、具体的に実感することができます。

臨床実習
3年次/必修

現場での貴重な経験を通して、卒業後のイメージも明確に。

現場力の育成を目的に、実際の医療現場で臨床検査技師の指導を受けながら、さまざまな臨床検査業務を実際に体験する実習です。実習は札幌市内をはじめ、チーム医療、地域医療をリードする全道各地の病院で行います。実習開始前にはOSCEにより知識と技術を評価することで、自信を持って実習に臨むことができます。実際の現場を体験することで医療人としての態度が身につき、表情も引き締まります。臨床検査技師として働く将来の自分をイメージすることができるでしょう。

4年間の学びの流れ