認知症高齢者の睡眠・覚醒状態の
アセスメント指標の開発

平成19年度 概念枠組みを構築するために、文献研究に重点をおく。国内外における、認知症高齢者の睡眠・覚醒リズムへの介入研究の文献研究から、睡眠・覚醒リズムが改善するのに伴ってみられる生活活動における変化を抽出する。調査施設の調整を行う。
平成20年度 文献から抽出された生活活動の変化からアセスメント指標を試作する。施設の事前調査を行う。
平成21年度 札幌市内及び近郊の高齢者施設において、睡眠・覚醒障害をもつ認知症高齢者を対象に、生活の場の光環境介入を行う。睡眠・覚醒リズムの変化を、試作したアセスメント指標、小型活動量計測機器と行動的睡眠観察により評価する。
平成22年度 前年度に行なった介入を分析し、睡眠・覚醒リズムの回復に伴う生活の変化のアセスメント指標の評価及び修正を行なう。修正を加えたアセスメント指標を用いて、再度生活の場の光環境介入を行い、アセスメント指標の評価を行う。
平成23年度 認知症高齢者の睡眠・覚醒状態のアセスメント指標の精選を行う。

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