地域に暮らす健康高齢者の
認知症予防に向けた包括的予防活動

平成19年度 包括的予防活動に関する研究は、さらに3つの研究によって構成する。研究1は「認知症の予防期における運動実践の効果に関する研究」、研究2 は「脳力トレーニングによる予防活動がもたらす効果」、研究3 は「エンパワーメントプログラム(物忘れ予防教室)による予防活動の効果」である。
平成19年度は、認知症予防活動としての心・技・体の包括的介入プロジェクト立ち上げに向け、現在行なわれている予防活動プログラムの実情把握するため実態調査および文献検討を行い、理論的概念枠組みの構築を行なう。
平成20年度 理論的概念枠組みに基づいた心・技・体、おのおのの介入活動プログラム(物忘れ予防教室、高齢者体力増進教室、脳トレーニング教室―名称仮)の具体的な構築を行い、包括的予防活動プログラムの立ち上げと、それぞれの活動における効果の測定を始める。
平成21年度 物忘れ予防教室、高齢者体力増進教室、脳トレーニング教室の実施と活動前後における効果測定を実施する。
平成22年度 物忘れ予防教室、高齢者体力増進教室、脳トレーニング教室の実施と活動前後における効果測定を進めると共に、包括的な効果測定尺度(生活活力スケール《仮》)の開発を行なう。
平成23年度 研究成果のまとめと学会発表を行なうと共に、研究協力機関や協力者に対する調査研究成果の公表を行ない、更なる課題探索に向けた意見交換を行なう。また効果測定尺度開発を継続し、その信頼性と妥当性の検証を行なう。

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