任期：2023年4月1日～2024年3月31日まで

会　　長　越智　守生

専務理事：伊藤　修一

常任理事：細矢　明宏　　舞田　健夫　（庶務担当）

　　　　　越野　　寿　　齋藤　正人　（会計担当）

　　　　　永野　恵司　　志茂　　剛　（編集担当）

　　　　　永易　裕樹　　疋田　一洋　（企画担当）

監　　事：荒川　俊哉　　入江　一元

＊下線は主担当　任期2年



< 会 長 挨 拶 >

　　会　長　　越智 守生 (おち もりお）

　
　私どもの北海道医療大学歯学会（旧 東日本歯学会）は、東日本学園大学薬学部創立ののち、1978年４月に歯学部が創設、専門課程教育が1980年より始まることで歯学部機関学会の設立機運が高まり、1981年７月に『東日本歯学会』発足のはこびとなり設立総会が挙行されました。翌1982年12月には本学会機関誌の『東日本歯学会誌』第１巻第１号（214頁）が（故）神澤康夫初代会長のもと創刊されました。
aa大学院開設の備えと若い研究者の育成および本道内外の各種研究機関との連携を強化し、歯学・歯科医療の進歩発展に寄与すべく設立された学会で設立41年を迎え18代目会長として越智守生が就任させていただきました。
　
　本学会の活動は総会と学術大会および定例講演会を年１回開催し、歯学部教員・大学院生・学部学生はもとより、道内外の臨床医の先生方からも研究発表、活発な討議を行って頂いております。また、年に10回程度の特別講演会には国内外で活躍している先生方を学内にお招きして、歯科医学や医療のトレンド、トピックスについての講演を戴いております。さらに若手研究者への研究支援を目的に研究奨励賞を設け奨励金制度を設立しており、また学会誌では最優秀論文賞と優秀論文賞の受賞制度を設けております。大学院生は留学生も多く、それに伴い本学会誌の英語論文での掲載も増え、国際的な機関誌に発展することがますます期待されております。
　2022年度の学術大会は、コロナ禍の影響を受け4年ぶりに現地開催することができました。さらに初めての試みとしてサテライトキャンパスとwebでのハイブリッド形式で行い、日本全国の会員の皆様が学術大会に参加しやすいように開催致しました。今後の学術大会はこのような形式で運営していきたいと思います。
　近年は少子高齢化・超高齢者会と叫ばれております。そのなかで健康寿命の延伸のため、口腔機能の健全化の維持と向上に歯科医学・医療の担う役割は大きいと思われます。そのために本歯学会は会員皆様の自己研鑽に役立つ活動と情報およびエビデンスの提供を心掛けていきたいと思います。さらに初心を忘れないように人材育成に貢献する活動を続けてきたいと考えておりますので、会員の皆様の温かいご理解とご支援をお願い申し上げます。最後に北海道医療大学歯学会に多くの皆様が入会し、歯科医学・医療、医学および福祉の発展に寄与していただけることを希望致します。